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老後・年金

iDeCo完全ガイド【2026年版】節税効果の計算方法と始め方・おすすめ証券会社

最終更新日: 2026年6月15日

iDeCo完全ガイド【2026年版】節税効果の計算方法と始め方・おすすめ証券会社

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後資金を積み立てながら所得税・住民税を節税できる制度です。年収500万円の会社員が毎月23,000円積み立てると、年間約5.5万円の節税効果があります。本記事ではiDeCoの仕組みと節税計算方法、始め方を徹底解説します。

iDeCoの仕組みと3つの節税ポイント

iDeCoとは「Individual-type Defined Contribution pension plan」の略称で、2001年にスタートした私的年金制度です。60歳まで毎月掛金を拠出し、自分で選んだ金融商品で運用します。

iDeCoには3段階の節税メリットがあります。

① 掛金が全額「所得控除」になる

拠出した掛金は全額「小規模企業共済等掛金控除」として所得から控除されます。これにより課税所得が減り、所得税と住民税が節税できます。

② 運用益が「非課税」

通常、株式・投資信託の運用益には20.315%の税金がかかりますが、iDeCo内の運用益は非課税です。複利効果が最大限活かされます。

③ 受取時も「退職所得控除」または「公的年金等控除」の優遇

60歳以降に受け取る際も、一時金なら退職所得控除、年金形式なら公的年金等控除が適用されます。

職種別の月額上限額

iDeCoには職種によって拠出できる上限額が異なります。

職種・雇用形態月額上限年間上限
会社員(企業年金なし)23,000円276,000円
会社員(企業年金あり・DB)12,000円144,000円
会社員(企業年金あり・DC)20,000円240,000円
公務員12,000円144,000円
自営業・フリーランス68,000円816,000円
専業主婦(夫)23,000円276,000円

年収別の節税額計算例

iDeCoの節税額は「掛金×(所得税率+住民税率10%)」で計算できます。

年収所得税率月23,000円の年間節税額30年間の累計節税額
400万円10%約55,200円約166万円
500万円20%約82,800円約248万円
700万円23%約96,600円約290万円

運用商品の選び方

iDeCoの運用商品は大きく2種類に分かれます。

元本確保型(低リスク)

定期預金・保険商品が該当します。リスクは低いですが、現在の低金利環境では利回りはほぼゼロに近いです。節税効果はありますが、資産成長は期待できません。

運用型(投資型)

投資信託(インデックスファンド・バランスファンドなど)が該当します。元本割れのリスクはありますが、長期間の積み立てであれば年利3〜5%程度の成長が期待できます。

おすすめの選び方:

  • 30〜40代:インデックスファンド(国内外株式)を中心に積極運用
  • 50代:株式6〜7割・債券3〜4割のバランス運用
  • 60歳直前:元本確保型にシフトして利益を確定

iDeCoの始め方(金融機関選び→口座開設→商品選択)

Step1: 金融機関を選ぶ

運営管理手数料(月額)がゼロの金融機関がおすすめです。SBI証券・楽天証券・松井証券・マネックス証券は手数料無料で、運用商品数も豊富です。

Step2: 口座開設

選んだ金融機関のウェブサイトから申し込みます。本人確認書類と基礎年金番号(ねんきん定期便に記載)が必要です。口座開設まで1〜2ヶ月かかります。

Step3: 商品と掛金を選択

口座開設後、運用商品(投資信託等)と毎月の掛金を設定します。上限額内で1,000円単位で設定できます。

よくある質問(FAQ)

Q: 会社の確定拠出年金(DC)とiDeCoは両方使えますか?

A: 企業型DC(会社の確定拠出年金)に加入している場合でも、一定の条件下でiDeCoを利用できます(マッチング拠出との選択制に注意)。2022年の制度改正でiDeCoとの併用がしやすくなりました。会社の人事部門に確認してみましょう。

Q: iDeCoで選べる投資信託の種類は?

A: 金融機関によって異なりますが、SBI証券では100本以上、楽天証券でも豊富なラインナップがあります。コストの低い「インデックスファンド(eMAXIS Slim等)」が長期積立に適しています。

Q: iDeCoで損失が出た場合、節税効果はどうなりますか?

A: 節税効果は掛金を拠出した時点で確定します。運用で損失が出ても、掛金拠出時に受けた所得控除は変わりません。ただし受取時の税制優遇は受取額に基づくため、損失が出た場合は受取時の税負担も少なくなります。

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